タクシー問題に関する緊急提言

掲載日:2008.06.11

57-1 57-2 民主党の国土交通部門会議の中に「タクシー関連法案等検討小委員会」というのがあり、業界労使からのヒアリング等を行いまとめたものを冬柴国土交通大臣に提出しました。 平成14年2月の規制緩和以降、新規参入や増車等が急速に進み、各地で「供給過剰」となっています。タクシーの運賃は上がり消費者負担は増加したのに、タクシー運転者の賃金の改善は確認されないばかりか客待ち車の増加が結果的に温暖化など環境にも悪影響を及ぼしているのです。 社会的規制が不十分なまま、行き過ぎた規制緩和により多くの弊害が生じています。この事態を是正すべく規制緩和の問題点を徹底検証し、需給や運賃などタクシー政策そのものを抜本的に改革すべきだと考えます。