講演

掲載日:2010.04.12

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA このところ寒暖の差が激しくて毎日着ていく服に困ってしまいますね。まだまだ冬物コートが手放せません。 今日は共同通信社の「新世紀セミナー」でお話させていただきました。医療や介護に関係する会社38社程が参加されていて専門的な内容となりました。 まず鳩山内閣は昨年12月30日に新成長戦略の基本方針を策定しました。 「環境・エネルギー」 「健康(医療・介護)」 「アジア」 「観光・地域活性化」 「科学・技術」 「雇用・人材」 この6つの戦略分野を決めて、縦割り行政の弊害を変えていこうと各省がそれぞれの戦略分野に入って政策提言をしています。 健康分野、特に医療や介護は少し前までは国がやらなければならないという考え方でしたが、社会全体が抱えるコストととらえるよりむしろ大きな成長産業としてとらえようと既成の概念から変わってきました。厚労省に関する分野は「健康」と「雇用・人材」。健康分野で雇用をつくっていかなければならないので、2020年までに新規市場規模約45兆円、新規雇用約280万人を想定して基本方針に書きました。 具体的な施策はいま詰めていますが、高齢者が安心して暮らせるように医療、介護サービスの基盤強化、日本発の革新的な医薬品、医療機器、介護ロボットの実用化などを検討しています。