予算成立!

掲載日:2010.04.01

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 102-2 政権交代から今日まで政権公約であるマニフェストの実現に向けて議論を重ね作り上げた鳩山内閣初めての平成22年後総予算が3月24日の参議院本会議で賛成多数で可決成立しました。 今日から少しずつですが実感していただけるのではないかと思っています。 予算成立までいろんな流れがありました。 第1に新たな予算編成をする前段として、前政権に予算案の全てを見直して、私の場合は、担当である厚生労働省の新たな予算編成に向けて準備を始めました。 第2に事業仕分けを実施し、前政権と省庁による、これまでの行政の仕事の全てをチェックし、ムダな事業については、大胆に、徹底的に見直しを行いました。ここでは、私は事業仕分けをされる側でありましたが、省内の事業について見直しを行い、変えるべきものは変えるという姿勢を貫きました。 第3に税制のあり方をゼロベースで見直すことも実施しました。 政官癒着の排除と利益誘導型政治からの脱却を目指して、国民の皆さまの声を政治に反映させる、新しい陳情・要請のルールを創りました。この新しい仕組みによって、それぞれの地域で御意見を聞くことができるようになり、これまでの一部の限られた意見だけではなく、広く多くの国民の声が、政府の政策決定の場に届けられ、民主党の掲げる新しい政策の実現へとつなげることができるようになったと思います。 これらの過程を経て、国民の手による政権交代を受けての初めての本予算が成立したのです。 気づけばお花見の季節なのですね。今週末が満開見頃とか。 私は会館から見える国会図書館の桜と副大臣室から一望できる日比谷公園の桜で楽しみたいと思います。