安心して暮らせる町づくり

掲載日:2010.03.06

  認知症になっても安心して暮らせる町づくりを目指している方々の報告会でご挨拶させていただきました。 日本ではご承知の通り、早いスピードで少子高齢化が進んでいます。認知症の高齢者の方々は、現在、全国で約208万人と推計していて、2015年には250万人になると見込まれています。また、若年性認知症についても、社会的に関心が高まっています。 認知症は誰にでも起こりうる可能性がありますが、早期に発見し、適切な医療や介護の提供とあわせて、周囲の理解と地域の支えがあれば、認知症の方が尊厳をもって自分らしい生活を送ることは十二分に可能であると思っています。 厚生労働省としても、平成21年度の介護報酬改定において認知症ケアに関する評価を行ったり、介護サービスを充実させるとともに、認知症の方々が住み慣れた地域で暮らし続けることを支える「地域づくり」を進めています。