スタッフブログ【ソーラーシェアリング(営農型)視察】2025.10.8
掲載日:2025.10.08
本日は、匝瑳市の「メガソーラーシェアリング」を視察いたしました。
農地の上部に太陽光パネルを設置し、作物を育てながら発電も行う「営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)」は、
農業と再生可能エネルギーの共存を実現するモデルです。
特に、近年注目を集めているペロブスカイト太陽電池は、軽量で柔軟性があり、従来のシリコン型に比べて設置負担が少なく、農作業や日照への影響を最小限に抑えることが可能です。
日本の気候や農地条件にも適しており、今後の技術革新によって飛躍的な発展が期待されています。
農業の現場では、作物ごとに最適な日射量の管理が求められます。
ペロブスカイトを活用した発電システムは、光透過率を調整しながら発電できるため、農作物の生育環境を守りつつ、安定した電力供給を実現できる点が大きな魅力です。
また、エネルギー面では、地域で生み出された電力を地域で使う「地産地消型の電力循環」を可能にし、災害時の電力確保や地域経済の自立にも貢献します。
現場でお話を伺いながら、農業の持続可能性とエネルギー自給の両立というテーマの重要性を改めて感じました。
技術革新と制度整備を両輪として、現場の声を国政にしっかりと届けてまいります。