
今日は曇り空の中、当麻トンネルの視察で新潟に行ってきました。この当麻トンネルは無駄遣いとして新聞にも取り上げられており、道路予算の使い方としてはどうなのか現状を見てきました。
国道459号からトンネルへ新設された約50メートルのアプローチ道路は道幅の狭い国道の迂回路として96年9月に着工しましたが、11年以上たった今もまだ開通していません。事業費36億円のうち、20億円を国の道路特定財源から、残りを県の一般財源から捻出していますが、用地買収が難航し04年5月、開通まで22メートルの地点まできて工事は中断しています。ここまですでに29億円を費やしており、トンネルを掘るよりも国道の拡張で済んだのでは…と思いました。