東京湾状況視察<イージス艦衝突事故>
掲載日:2008.02.29
2月19日の早朝に発生した痛ましい衝突事故について、状況視察に行きました。実際の衝突現場に入る事は大変困難でしたが、現場近辺がかなり繁忙な漁業域であったのは実感できました。千葉港寒川マリーナを出港し、アクアラインー富津岬(第一海堡、第二海堡)ー神奈川県猿島ー横須賀港沖ー横浜ー千葉港のルートで視察しました。
広い東京湾と言いながら湾内に停泊している大小の船舶も多く、底引き網船や釣り船もいてこれをレーダーで確認することの大切さがわかります。私たちが乗船したクルーザーにも当然レーダーがあり、かなり小さな漁船もしっかりと映っていました。
船内では海図を見ながら、湾内での航行禁止区域、通行の原則、法律遵守等を教えて頂き、さらに時間と海域の特殊性についての把握が特に大事なことも知りました。
やはり、夜間の航行は線路や道路もない困難さ、海域での特殊性をしっかり認識し、特に大型船が、小さな船舶に対する夜間の見張り等の徹底が大切だなと感じました。