スタッフブログ【鳥獣保護法】

掲載日:2014.05.22

20140522a  20140522b   環境委員会で鳥獣保護法の改正案が審議され長浜が質問にたちました。 改正の主なポイントは、 ①野生のシカやイノシシなどの捕獲を国ではなく都道府県単位で行うことが出来るようにする ②従来の野生生物の「保護」から、生息数を適正規模に減少させるための駆除=「管理」への転換 ③安全が確保される場合は夜間でも猟銃をつかった狩猟を認める などです。 狩猟人口の減少や山間地の過疎化など様々な要因により、急激に生息数が増え、農作物や貴重な高山植物への食害が多くなり生態系への影響が出ています。 これまで何度か法改正がされてきましたが十分な成果が上がっていない理由と、環境省は「保護」、農林水産省は「管理」という縦割り行政で効果的な運用がされていなかった点などを質問しました。 人間が壊してしまった生態系バランスを回復するためには、長期的な管理計画を立て、国と地方の一体的な取り組みがとても大事だと思いました。