メルマガ「ガラス張りの政治」⑥ 小規模企業活性化法案が成立

掲載日:2013.06.17

【政策】小規模企業活性化法案が成立   本日、参議院本会議にて、小規模企業活性化法案(小規模企業の事業活動の活性化のための中小企業基本法等の一部を改正する等の法律案)が成立しました。この法案の骨子は、「小規模企業の事業活動の活性化を図るため、中小企業基本法の基本理念に小規模企業が我が国経済社会において重要な意義を有することを規定するとともに、小規模企業者の範囲の弾力化、資金調達の円滑化に係る支援等の所要の措置を講ずる」ということです。   民主党政権は、中小企業庁の中小企業政策審議会に「ちいさな企業」未来部会を設置し、個人事業主や小規模・零細企業の企業を対象とした活性化政策を議論していました。それまでの中小企業対策は、どちらかというと大企業に近い、それなりの規模がある中堅クラスに対してで、企業の成長、または拡大の支援となっていました。   しかし、日本の多くの企業は拡大志向をもたず、むしろ地域に密着した家族経営のような、いわば“生業”としている個人事業主で、この部分には対策は講じられていませんでした。日本が元気になるには、地域が元気になる、活性化する必要があります。そこで民主党は、中小企業対策の中でも、小規模な企業を支援することが必要不可欠と考えて、対策を議論してきました。   「ちいさな企業」未来部会は、従来の中小企業政策を、小規模事業者に光をあてた施策体系へ再構築することを提言し、法制度の改正が示唆しました。そして、民主党政権時に閣議決定した「中小企業憲章」の趣旨が盛り込まれて、本日、「小規模企業の事業活動の活性化のための中小企業基本法等の一部を改正する等の法律案」、いわゆる小規模企業活性化法案が参議院本会議で採決され、成立いたしました。   民主党は「暮らしを守る力」になりたいと思っています。国民ひとりひとりと向き合い、国民のため、地域のために、もっともっと頑張ってまいります!